複数登録のデメリットと注意点
複数の転職エージェントに登録するのは転職活動の基本となってきました。しかしメリットもあればデメリットもあります。ここでは複数の転職エージェントに登録する時のデメリットと注意点を紹介いたします。
転職エージェントを掛け持ちするデメリット
転職エージェントは登録した分だけ連絡が増えます。転職エージェントからの連絡は1日2~3件は届きます。登録直後は連絡回数も多く、一度に複数の転職サイトへ登録すると、連絡対応で一日が終わるような状況にもなりえます。連絡が鳴りやまないようなら、連絡を抑えるよう要望を伝えることも必要です。
また、登録している転職エージェントが1社であれば担当エージェントが予定を把握し、面接の日程調整などすべてのサポートをしてくれます。複数の転職エージェントに登録している、それぞれのエージェントでスケジュールが違うため、自分ですべてのスケジュール管理をする必要になります。複数の面接予定が休日に集中したりと、時間管理に要注意です。
メリットとしてあげられる「情報量が増える」ということも、場合によってはデメリットにもなります。転職エージェントを複数登録することで、大量の求人情報が流れてきますので、選択肢が増えすぎてしまい判断に迷いが生じる可能性も出てきます。迷った際は信頼できる担当者や家族からアドバイスをもらい検討することも視野にいれるといいでしょう。
可能性は低いですが、他社の転職エージェントに登録している旨を伝えることで、担当者のサポート意欲が低下する可能性もあります。転職エージェントは人材を紹介することにより企業から報酬を受け取ります。転職エージェントに登録している数が多いと、他社に流れてしまうかもしれないユーザーへのサポートより自社しか登録していないユーザーを優先させようとなる担当者もありえます。しかし、近年では数社に登録しているユーザーが多いので、むしろ自社で獲得しようとサポートに力を入れるエージェントのほうが多いようですので、あまり心配はいらないかもしれません。
転職エージェントを掛け持ちする際の注意点
転職エージェントを複数活用することは問題もなく、隠すことではありません。他社を登録している、または登録する予定がある場合は、正直に伝えてください。掛け持ちしていると、他社で選考中の企業を紹介される可能性もあり、真実を伝えず断ることで、同タイプの企業に興味がないと判断され紹介されなくなる可能性もあります。条件の合う求人を紹介してもらうためにも隠すことなく伝えることが大事です。
また、各エージェントはそれぞれの応募状況を把握することはできませんので、他社からも同じ求人に応募していると、それが原因で企業と転職エージェント間のトラブルが発生する可能性もあります。同一ユーザーが複数の転職エージェントを経由してブッキングすることで、企業・転職エージェント双方に迷惑をかけることになります。またユーザーのモラルも問われ、信頼を低下させ転職活動どころではなくなります。
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